引き出物とは

引き出物の意味

結婚披露宴に参列するともらえる「引き出物」。

いまでは引き出物というと、お祝いのお返し、というような感覚でとらえている人が多いようですが、もともとは参列者に対し、宴席の主役となる人物から贈られるお土産という意味があるのだそうです。

その証拠に「引き出物」という言葉の由来は、その昔、宴を開いた主人が、招待客に対しお土産として用意していた馬を、庭先に「引き出して」見せたというところにあるのだといいます。

いまでは引き出物は参列者の年齢や性別、あるいはいただくお祝いの予想額などに応じて「贈り分け」をすることも珍しくなくなりましたが、もともとはお土産という意味合いを持っていたものだったので、誰に対しても同じものを贈るのがあたりまえでした。

 

引き出物の内容

さて、その「引き出物」の内容ですが、基本的には記念品+引菓子(お菓子)の組み合わせが多いようです。

ただし、地域によって異なる風習が残っているところも多く、記念品と引菓子のほかに、鰹節や果物、折詰などをつけるところもあります。

記念品と引菓子の合計点数は奇数が良い(偶数だと「割れる」を連想するということから)とされています。
ちなみに、北海道や沖縄には引き出物の習慣はないそうです。

最近は、他県の風習に倣って引き出物を出すところも多いようですが、北海道や沖縄の地元の人同士の結婚披露宴では、引き出物がないことも珍しくはないのだそうです。
ちなみに、昔は引き出物はタオルやお皿など結構かさばるものも多く使われていましたが、最近は持ち運びがしやすく、参列者の好きなものを選べるカタログギフトなどが増えています。

さきにあげたとおり、最近の引き出物は贈り分けがされることも増えているわけですが、カタログギフトの場合は外側からは内容の違いが全くわかりませんから、参列者に余計な気を揉ませないためにも、カタログギフトは使い勝手が良いようです。一般的な引き出物の場合、表には熨斗がつけられますが、この時に使われる熨斗は「寿」と書かれた10本結び切りのものが多いです。